EAP-TLS認証とは?
概要
EAP-TLS(拡張認証プロトコル(EAP)-Transport Layer Security(TLS))は、クライアントとサーバー間で相互認証を行う認証プロトコルです。クライアントとサーバーがそれぞれ証明書を所有し、証明書を交換することでセッションを確立します。
利用シーン
EAP-TLSは、セキュリティニーズの高まりとともに進化を続けており、企業ネットワークや公共のWi-Fiネットワークなど、セキュリティが求められる場面での利用が増えています。
EAP-TLSのメリット
主な利点
- パスワードを使用しないため、パスワードの盗難や漏洩のリスクが低減される
- 公開鍵認証・共通鍵暗号化通信、ハッシュ化などの機能を提供しており、データ送信者と受信者の間でやり取りされるデータが、第三者に盗聴・なりすましをされるリスクを防ぐことができる
EAP-TLSの注意点
考慮すべき点
- 証明書の管理が不適切だとセキュリティの脅威が高まる
- 基本形のEAP-TLSにはトンネルがなく、TLS 1.2の場合、証明書の情報やクライアント証明書に含まれる利用者を識別するためのIDが平文で通信路を流れるため、プライバシー保護上の問題があるという指摘がある
MACアドレス認証の課題とは?
主な課題
MACアドレス認証は、なりすましのリスクや柔軟性の欠如といった課題があります。これにより、ISMS監査で指摘される可能性が高まります。
EAP-TLS認証が選ばれる理由
選ばれる3つの理由
- 証明書ベースの認証による高いセキュリティ
- ISMS対応への適合性
- 業務効率の向上
KTGSが提供する支援サービス
包括的なサポート
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